高知の1コイン500円で大満足できるランチの店探訪㉘ヤングプラザ・ビルの中の「桂飯店」さん
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庶民の味方のお店
2016年10月31日を以って、取り壊しが決まったというヤング・プラザビルです。
42年間の歳月が経ったといいますから、それは1974年の事ですね。僕が高校２年生の出来事です。大人の世界へ入ろうかとしていた頃のことです。
高校時代には、えるぴぃが専門でしたが、大学に入って先輩の洗礼を受け、ジャズをかじり、パチンコも覚えるようになると、第５ホームランと、こちらの２階のアルテックさんは、僕の長期休みの「たまり場」でした。
その頃からあったはずの桂飯店。老舗の大衆中華のお店でした。
僕はいつもこちらでは、かた焼きそばわいただくのが習慣でしたが、ランチパスポートやイーノに出だしてからは職場が近くになったせいもあり、いろんなメニューに挑戦したものです。
こちらの名物はなんといっても・・・
◆いろんなラーメンの種類と
◆店のおばちゃんたちのマシンガントーク、です。
チャレンジするのは、こちらの「国産和牛のすじ肉丼」です。
値段を貼り替えてますが、税込みで400円だったんですね以前は。消費税が８％になってから、きっと500円になったんだ。
店内は・・・
こんなカウンターが５席ぐらい。
上がるのが至難なほど高いのです。
降りる時も要注意ですね。
４人掛けのテーブル席が３つ、６人掛けが１つ。
そしてこの座敷が４人用と６人用があります。定員33名様というところ。
座敷席は暗黙のうちにファミリー席となっていまして、昼時は賑わいます。
４人掛け席も、６人掛け席ともに満席(お１人様で利用しているところもあります)で、座敷席の狭い方へ鎮座ましました。
テーブルに500円玉を出して、いつでもOKにしておくのが、1コインランチの準備です。1コインの時はお釣りはいただかないように出す、これが美学です(笑)。
主なメニューはこんな感じです。
消費税の関係でか、飲み物が315円、525円だったりしますがこれは５％の時のままの価格のようですし、天津飯などは661円という半端、マーボー丼なんかも787円、野菜サラダは472円という微妙な値段。大体は５％の時に消費税を上乗せしたままの価格になっているようですね？
いよいよ、国産和牛すじ肉丼登場!!
吉野家さんの登場でいまや、ファストフードと化した牛丼ですが、こちらは烈輝とした国産和牛らしい・・・ビジュアルは、ファストフードのそれとは全く違います。
一口いただいておいて、お味を確かめてから、
おもむろに、玉子を崩してみます。
このとろとろ感が丼にはやっぱり欲しいですねー。
普段は遅いのに、食べるスピードはファストフード並みでした。
あらら・・・
おしぼりを使うのを忘れていましたよ。
手を拭いて、口の周りを拭いて、ほっと一息です。
この日は、かしましおばちゃんの片割れがおらず比較的静かな店内でした。
普段ですと、お客さんお構いなしに、誰彼巻き込んで喋り倒しますから、いろんな高知の出来事や、近所の噂話なんかここで入手できますよー。
10月末以降も移転して営業は続けることは決っていて、おばちゃんの噂話だと、南川添付近らしい。存続することを望みたいかけがえのない１軒です。
