一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品61「グリース」作品62「卒業」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「グリース」

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おうちで観る映画2018年の61本目です。

前年に「サタデーナイト・フィーバー」でブレイクしたトラボルタはその前に3本の契約を交わしていたようで、本作がその二本目のようです。あとは「セカンド・チャンス」かな?
監督にはトラボルタがテレビで組んで、彼を起用するなら!と契約に盛り込んだと言われるランダル・クレイザー、お相手には歌姫オリビア・ニュートンジョン。
この映画には社会性のかけらもないで、名作としては残されてませんが、サントラがたくさん売れたように大ヒットして、今でも繰り返し見られます。
唯一の難は出演者のみんなが高校生に見えないことでしょうか?トラボルタ24歳、オリビア29歳なのです。その他の出演者もそれなりの熟練者ですしね。

ま、映画ってそんなものだし。
多彩なあの頃ナンバーと、「ウエストサイド物語」をも彷彿とさせる集団ダンスの躍動感。
特に振り付けが、あり得ないほどの概念を吹き飛ばすような素晴らしさ。
ラストシーンの車が空に舞い上がるシーンまで、ワクワクドキドキなご機嫌シーンの連続です。
Blu-rayでしばらくぶりに見直してみてまた、この映画のパワーにほだされました。
★★★★ 

「卒業」

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おうちで観る映画2018年の62本目は、映画史上有名なラストシーンを誇る「卒業」1967年の105分の作品です。
初めて観たのはテレビの名作映画のハイライトシーン集で、そしてリバイバルした映画館で中学校の終わりごろに観られました。
原題の「卒業生」で分かるように、大学を首席で出たばかりのエリート・ベン(ダスティン・ホフマン)の自己に目覚め、成長していく物語です。
あんまりお友だちにしてもつまらなさそうな男・ベンの帰郷シーンから始まります。長いワンカットなシーンが目につきます。自然、目での演技がものすごく目立ち、効果抜群な映画です。
サイモン&ガーファンクルの曲が素晴らしいので、気がつきにくいのですが、かなり演技で進行させていますね!見ごたえありの演技シーンの連続です。
特にミセス・ロビンソンソ役のアン・バンクロフトが素晴らしく、この時実年齢36歳で演じ、ミセスの有閑・退廃、そして嫉妬を演じ切りました。
ちなみにダスティンは29歳だったようですね、撮影時。
シーンとシーン、カットとカットのつなぎは見事な感じで、スピーディーに繋ぎ、逆な長いワンカットシーンと並べることで、不調和なテンポを出しています。
そういう意味ではかなりニューシネマしていますね。
★★★★
ホントに繊細な映画です。 
卒業 [Blu-ray]

卒業 [Blu-ray]

 

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