一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品11「シェルブールの雨傘」作品12「帰らざる河」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「シェルブールの雨傘」

 

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 おうちで見る映画2018年の11本めは「シェルブールの雨傘」です。1964年制作フランス映画91分。

初めて見たのは大学生の頃姉から貰った14インチの白黒テレビで。NHKの洋画ノーカット字幕放送でした。全編セリフも歌なミュージカルは初体験でフランス語の美しさと不可思議さを感じたことでした。

その次に見たのがレンタルビデオで。色彩の素晴らしさに驚きました。

スクリーンで初めて観たのは、渋谷の映画館で「世界一美しい人ードヌーブー」のデジタル・リマスターでの上映でした。躍動するスクリーンに釘付けになりました。

ストーリーは「出発」「不在」「帰還」という三部構成で進みます。シンプルだけに沁み入ります。ラストシーンはルグランの名曲とともに忘れられません。

今回100インチのホームシアターで見てみて、この映画の完成度に感嘆した次第です。

★★★★★な名作です。

「帰らざる河」

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おうちで見る2018年の映画12本めです。
「帰らざる河」1954年のアメリカ映画91分。
川下りのシーンとモンローが酒場で歌うシーンだけモンローさんダイジェストで見たことがありましたが、今回モンロー映画がBlu-ray化され低価格になったので見てみた。
ゴールドラッシュに沸く西部が舞台のアクションラブストーリーです。共演にはスリーピングアイ・ロバートミッチャム氏です。
映画全盛期を偲ばせる王道のストーリー展開で、安心して楽しめる私服の映画時間を楽しめます。そしてあの頃の映画人のショーマンシップに酔えます。...
インディアンが単なる野蛮人としてしか描かれていないのがもの足りませんが、それ以外は楽しめる娯楽作品です。
川下りのシーンが見え見えの合成なのは、ご愛敬。あの頃のには手に汗握っていたのでしょうね!
モンローファンはもちろん西部劇ファンにも楽しめます。
次は「ナイアガラ」を見ようかな?
★★★