【高知名所】完璧な映画館・あたご劇場で映画に浸る休日
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車を置いて
いいお天気の月曜日。
るんるん♪気分でお出かけです。
どこへ行くのですかって?
愛宕町ですよ。
でもここは通り過ぎて
追手筋のこちらに車を停めました。
ここからは徒歩5分ていど。
普段はリグレッタに置いて徒歩で15分か自転車で行くのですが、
この日は梅雨の合間の午後2時頃、熱すぎて近くに置きました。
風が吹けば涼しい川の上ですが、この日の江ノ口川は無情でした・・・
あたご劇場へ
とことこ歩いて、あたご劇場まで来ました。
いろんな高知初公開作をかけてくれる貴重な映画館です。
地図はコチラ⇒Google マップ
自転車で来る方も多いんです。
僕もバイクが有る頃はよくここに置いていました。
昔ながらの丁寧な作品解説のあるプレスシートをいつも貼ってくれています。あるものはスチル写真があったりしますから、その努力にはおそれ入ります。
14時~の回、みなさんあちこちから集まります。
みなさん暑そうですねぇ。
お金を支払います。
1,000円週間のときは、大人1,000円で、シニア、ハンディキャップ、大学生、専門学校生、高校生、中学生、小学生は800円です。
封切り1,500円のときは、大人以外がすべて1,000円になります。
すんません。
安い上に駐車代もお願いして。
モギリのチケットが懐かしい。1,800円時代のを消して使っています。
楽しみな看板
この日の映画はこちら。
「ミス・シェパードをお手本に」というイギリスの映画です。
基本ポスターを貼っていますが、無いときなどいろんな工夫をしてます。
次週の上映は、故・松方弘樹さんの追悼2本立て興行です。
二本で1,000円、チラシで200円引き。入れ替えなし。
昔のまんま・・・
その次には、アカデミー賞作品賞を獲った「ムーンライト」です。
地方のシネコンではかけてくれにくい映画ですが、やっとスクリーンで見られます。
この手の高知封切りのときは1,500円になるときもあります。
楽しい映画館
売店です。
チラシをくれる。
パンフレット販売はときどき。
賞味期限が長いお菓子と缶ジュース・ビール。
50円、100円とか120円とかありますね。
150円も。
ゴミ箱、飴サービス、生きている花、空調機?
これは帰りですから4時前です。
館内では
こんな予備席もあります。
僕が見たのは「もののけ姫」の東宝とW公開の時に出てきてた記憶です。
ときどき自主上映もありますから、活躍しているかもしれませんね。
1階と2階があります。
2階には待合脇左右から上がれます。
この回の観客はおよそ20人です。
僕は洋画のときは1階の前の方、邦画のときは2階だったりします。字幕が見えないことがたまにあるからです。昔からの習慣ですね。
スクリーンのサイズ
あまりご存じ無いかもしれませんが、映画にはサイズが大きく分けて3つあります。
スタンダードサイズは昔のテレビの縦横比で、縦1に対して横1.33程度。
邦画とヨーロッパ映画に多いのがビスタサイズで、縦1に対して横1.85程度。ワイドテレビに近いですね。
アクションやファンタジー映画などに多いのがシネスコサイズで、縦1に対して横は2.35程度とかなり広いんです。
高知のTOHOシネマズでは2年ちょい前まではスクリーンサイズを黒い幕で変動させていましたが、いつの間にやらやらなくなってしまいました。
ですから本来は広いはずのシネスコサイズがビスタサイズより面積が狭いという珍現象が起きてしまったのです!!
そして上映中に白い上下に隙間が出来る・・・
問い合わせると「会社の方針です」とにべもない。
これは古い日本映画を上映する時のスタンダードサイズ。
今日の作品はイギリスの映画ですから、ビスタサイズ。
そして最高に映画ワイドなシネスコサイズ。
比較しておわかりいただけましたか。
つまり映画館のありのままのあるべき姿がこのあたご劇場にはあるんですよ。
映画は・・・
こんな映画でした。
実話を小説にし、戯曲にしたものの映画化なんです。
もともとのタイトルは「The Lady in the van」=「バンに住む婦人」の様な感じですか。
「ミス・シェパードをお手本に」というのは
主人公の作家ベネットの不器用な行き方、その実の母親の堅苦しい生き方を「ミス・シェパードをお手本に」して、とらわれない生き方をしてみたら、という風にも取れました。
ラストシーンの驚きとフアンタジーがすべてを救ってくれました。
また来ようね
次週はこれ。
上映時間99分。
こちらは97分。
ワイドなスクリーンで、また映画を堪能できそうです。
松方さん、じゃあね。
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