一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

アジュバン日焼け止めクリームPプロテクトが、SPF20な理由

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リグレッタのセツト面に飾ってあるPOPですが、
黄色い枠の中では、ほとんど見えにくいでしょう。

ズームアップにしてみます。


はい、こちらです。
5月は紫外線が最も強くなる季節なんです。


青木店長の朝礼でも・・・


こんな図で紹介されましたよ。


もう少し分かりやすくすると、これなんですね。
紫外線には、真皮まで到達するA波、
肌の表皮まで到達するB波、
そしてオゾン層まででとどまるC波
とあります。


リグレッタが扱っている商品です。
アジュバンコスメのプリンシェル・Pプロテクトです。

よくテレビ等での宣伝では、SPF50なんて言葉が飛び交っていますが、どういう意味かご存知ですか?

(ネット検索より)
SPF値は、紫外線を浴びた時に赤くなったり、赤いポツポツ(赤い斑点=紅斑)が
出来るまでの時間をどれくらい長く出来るかを示した数値です。
SPF1で約20分ほど、紫外線によるダメージを受ける時間を延ばしてくれるというものです。

ということは、日本で最高値とされる SPF50 なら、約1000分間。
つまり、約16.7時間紫外線からお肌を守ってくれる…ということになりますよね。
でも、これって本当に現実的な時間=数値なのでしょうか?

日焼け止めを使うのは、主に夏。太陽ギラギラの暑〜い夏こそ、最も必要とされる時期ですよね。
そういう暑い日は、じっとりと汗ばんで…体中のそこかしこから汗がたら〜り。
そんなことも多いのではないでしょうか?

こんな風に汗を掻くと、せっかく塗った日焼け止めも汗と一緒に流れてしまいます。
そう、SPF50の日焼け止めと塗っていたとしても、とってもじゃないけれど1000分間なんてもちません!

こんなことから数値を導き出すと、『SPF30 』 くらいまでが最も現実的である。
というのが、オーストラリアの考え方。
ですからオーストラリアでは、SPF30以上の日焼け止めは売っていないのです。

リグレッタが扱う、Pプロテクトは、SPFは15なんです。
他のものとの重ね塗りなどの併用で、20までの効果は作れるそうですが
それ以上は、肌への負担が大きいということにもなりかねませんね?

SPF15でも、300分、つまり5時間。
SPF20となると、400分、つまり6時間40分。
この程度だと、二度塗りが必要じゃないですか?と言われそうですね。

そうなんです。
1日1回でOKというものには、肌に負担になるものが含有している場合もあります。
リグレッタが扱うPプロテクトは、0歳児の赤ちゃんに付けていただいても問題のない
やさしい成分だけで構成されています。


お客様に手にとっていただき、少量塗っていただきます。
ノンオイルですから最初しっとりですが、
少し経つと、ノンアルコールですから、サラサラになっちゃうんです。
あら、不思議。


こんな説明をさせていただいております。

Pプロテクト、35g ¥3800税抜きです。