一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

「地方都市の暮らしとしあわせ」 高知市史 民俗篇

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こんな本をいただきました。
僕の姉がインタビューに答えたため、完成した後の寄贈として抱いたものの
おすそ分けです。


高知市の街の歴史を、事件と写真と語り聞きで構成したものです。
429ページもあるのに高知市の発行ですから、1000円と安いんです。税別。

高知市の昭和13年ごろの地図ですね。
これは繁華街新京橋のあたりです。

中央公園も、大丸もまだない、はりまや橋の下に川が流れていた時代のものです。


1960年ごろの大丸の広告です。
物価指数からすると、オーバーやコートは一度値上がりしましたが、
また下がってきていることが分かりますね。

洋服って、高価だったんですよね、この頃。


上町5丁目のやみいち。

闇市というほどの罪悪感がない、庶民のための屋根つき長屋市みたいな感じです。


中高と同級生だった、友達の家だった旭駅前通の「あさひ食堂」さんです。
気恥ずかしさもあってか、一度も訪れることはありませんでした。


おお、豪華2本立て。
名画座ではなく、当時一番大きいスクリーンを有したテアトル土電の広告です。
金曜日の夕刊は、映画の広告だらけでしたよね。


今のイオン東側の道です。
舗装していたとは思いますが、この道を6年間、中高と通いました。
草ぼうぼうにな道だったんですね。


うちの自宅にほど近い「あづまやさん」の写真です。
ここのおばちゃんには就職のときや、見合いやらいろいろお世話になりました。
ごく最近亡くなられ、店も閉まりました。
看板は残っています。

黄色い矢印は「ひょっとして僕?」という感じです。
大学1年のときですから、高知にいた確率は少ないものですが。

姉がインタビューに答えている記事を見て、
当時の暮らしを懐かしみました。
素朴だけど、も楽しい日々でした。