実録・ビューティグランプリ・準優勝までの道のり・青木店長&平田奈美さん
大会当日・いよいよスタート
高知県美容衛生同業組合主催の「ビューティ・グランプリ2015」の開幕です。
会場は美容学校生も含めて、熱気でむんむんしています。
並べられたトロフィーの数々。
たくさんの部門の優勝・優秀者に渡されます。
リグレッタの店長・青木雄作さんと、平田奈美さんが出場するのはトータルアートBの部です。Aは美容学校の学生さん対象で、Bはプロの美容師さんたちの部です。
ゼッケンの番号順に前からやることを知っている青木店長は定時より前から並び、1番に受付を済ませ、前の端の一番作品を見られやすい位置をキープしました。
そして、ごらんのように、ユニフォームもおそろいですよん。
客席からは、千夏さん、小嶋さんが応援をしていました。
競技開始
さて定時に、協議開始のコールがありました。
3種類の部門が同時にスタートします。
がんばれー。
こちらは制限時間は30分です。
この30分のために、何日も前から、仕込みを始め、練習を重ねてきましたよ。
【2週間前】
コンセプトを決めて、衣裳を二人で作ります。
もちろん、ある程度までは既製のもので、それにデコるんですね。
店長「はさみ貸して」平田「はい、どうぞ」
お、なかなか手つきがええですねー?
針金やら、いろんなものを駆使して作り上げます。この時点では僕らなんかはどんなイメージを目指しているのか、全然わかりませんでした。
会話を交わしては、またコツコツと作業です。
店長、裁縫の手つきがなかなかのものですね?
この夜は深夜2時まで仕込んだらしいです。ご苦労様。
そんなことを思い出しているうちに、どんどん出来上がってきました。
「ラスト5分です」のコールがかかるころには、ほとんどできていました。最初はようやっと間に合っていたぐらいなのに、練習の賜物で早くなりました。
隣では、国際デザインビューティカレッジのお二人による作品ももうすぐ出来上がります。
最終チェックオーケー?
背番号11番の二人に、安堵の笑顔がこぼれます。
「タイムです」
この競技は30分でおしまいなのです。もう髪や服装を直してはいけません。
終了のしるしに、座ります。
審査に入ります
応援席に帰ってきて、先輩たちに報告する二人。
やり切った後のすがすがしさが漂います。
カットフリースタイルの部はまだやっていますので、自分たちの作品と他チームとを比較しながら、手ごたえを感じている様子です。
さて競技は終わり、審査の時間となりました。
モデルさんにポーズを付けて、テーマボードを見えるようにして、アピールしました。さすが・・・。
大多数の審査員の先生たちは変え見知りのお方たちです。
前で立ち止まってゆっくり吟味してくださいね、といつのコンテストでも思ってしまいます。
「泡沫夢幻」
「ほうまつむげん」・・・いいタイトルのテーマです。
そうそう〇〇先生、点数いっぱい入れて頂戴ねー、なんて考えちゃいます。
そして審査も終わり、退場します。
この後に着付けの部があり、トークショーがあり、モデルウォーキングがあります。
ウォーキング審査
グランプリを争うライバルたちの作品です。
表彰式です
他の部門の表彰が始まりました。
この世界に長いと、たくさんの知っている人たちがいて、いろんなことで表彰され壇上に上がり拍手をしていると、つい父親気分のようになってしまいます。
おお、ワィンディングの部門は上位全員同じシャツ。
高知理美容学校のメンバーたちが上位独占です。
晒し首とちゃいまっせー。
優秀者の作品をウィグ人形で展示してあるわけです。
【5日前】
(青木店長のFBより)
次の月曜日、県民文化ホールで
高知の美容大会があります。カットやウエディング様々な種目があり、今回は後輩とペアで...
「トータル・アート」部門に出場。
ヘア、メイク、衣装、ネイル全てをトータルでコーディネートしてクリエイティブな一つの作品として仕上げる部門です。毎日、深夜まで準備をして大会に備えてます。衣装やヘアアクセサリーなど全て手作り、小学校ぶりに裁縫してます^_^一緒に参加している後輩、弱音も吐かない、やり切る姿勢に自分も背中を押されながらこの子のために受賞したい。
その気持ちが一番強いことを感じながら、準備してます.・*
後5日ラストスパートです
【3日前】
営業終了後のモデルさん練習です。
店長はそれを見て指示をしながら裁縫の続きです。
もっと尻尾部分が必要になったとのことで・・・
店長頑張れ、もう一息です。
平田さんも頑張れ、あと3日だぞ。
【前々日】
タイム内に仕上げられだし、思うイメージと等しいものを出せるようになったようです。モデルさんでお付き合いくださった方、本当にありがとうございます。
「トータル・アート、準グランプリは、美容室リグレッタの、青木雄作さん、平田奈美さん!!」
僕は応援席で、ひとり感激していました。
「1位じゃなかったのは、残念だけど、コンテストの中で『美容室リグレッタ』がコールされた」のは初めてのことなんです。
おめでとう、やはり努力は裏切らなかったね?
三宮理事長から、トロフィーと賞状と賞金が贈呈されます。
表彰された人たち全員での記念写真です。
ひときわ目立っていますね?彼らの作品。
みんなうれしそうなう顔の中で、大会も終幕をしたのでありましたー。
そして残ったもの
芸能人並に付き人とマネージャーがいるようです。笑。
国際デザインビューティカレッジから、バイトに入ってくれている田所さんも見事入賞です。お疲れ様ー。
帽子、メガネ、シャツ、タイ、パンツまでそろえた二人、さすがのコンビネーションでした。
やっぱ、苦楽を共にした店長が構えると笑顔が違うね。
彼らが努力してくれたことで、残してくれた準グランプリの称号は、高知の美容学校生徒全員の前で一気に知れ渡りました。知名度・イメージが上がったことの効果は数字では計り知れません。
改めて言います。
本当にありがとう、そしておめでとう。
最後に、上司・上総マネージャーのブログを載せます。
美容という同じ現場同士で働く先輩らしさ、そして彼らへの思いがいっぱいに詰め込まれたブログです。ご覧ください↓。