劇場版クレヨンしんちゃんおすすめランキング・ベスト7+大人が楽しむ方法
場版クレヨンしんちゃん・おすすめランキング・ベスト7
あくまで個人的主観に基づくもので、作品のランクは、どちらかというと「感動度」に寄っているのかも知れませんねー。ではベスト7、行きます。
【第7位】「クレヨンしんちゃん・アクション仮面VSハイグレ魔王」
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1993年の第1作目にして、この映画シリーズの方向性をかなりの部分で定めてしまった傑作です。原作マンガ、テレビアニメの人気の部分を余すところなく取り入れ、その上に映画独自の「ファミリーの絆」を描いた点が秀逸です。監督は、テレビアニメからの継続で本郷みつるさんが務めます。
【第6位】「クレヨンしんちゃん・ヘンダーランドの大冒険」
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この作品も本郷みつる監督です。初期の第4作ですね。
遠足に行ったヘンダーランドという遊園地に行った、ふたば幼稚園でしたが、ヘンダーランドは地球制服をたくらむ魔女たちに支配されていた・・・。
このあたりから、ギャグ・アクション・そして家族愛が全面的に打ち出されてきます。
【第5位】「クレヨンしんちゃん・オラの引越し物語・サボテン大襲撃」
2015年に公開された最新第23作です。
見てない方は、DVDが出たらぜひレンタルをと薦めたくなる出来の映画でした。
※詳しくは後述します。
【第4位】「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」
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映画のパロデイ満載の12作目。監督は水島努さんです。
このあたりから、路線がはっきりしてきますが、担当する監督によって、テイストがかなり変わってきます。ゲストスターが、毎作品登場するようになるのですが、この作品は「マンダム」を日本のブランドに育て上げた、チャールズ・ブロンソンでした。 西部劇に舞台を取ったのも、初趣向でなかなかよかったです。
【第3位】「クレヨンしんちゃん・爆発!温泉わくわく大決戦」
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第7作目。これもキャラクターが際立っていましたし、設定が傑作でした。
温泉へ慰安旅行に来ていたふたば幼稚園の先生たちの場面から始まります。
温泉を押さえることで世界征服をたくらむ悪の組「YUZAME」たちの陰謀であり、「温泉Gメン」たちの戦いを描くのですが、原作臼井義人さんの急逝により、本作が映画登場最後の作品となってしまいました。
温泉の精という神がかった役に丹波哲郎を配し、Gメン75のボスだったこともパロデイにして、ゴジラが暴れるようなシーンも登場しします。
監督はこれより上位は、全部・2代目原恵一監督です。
【第2位】「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」
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舞台は戦国時代です。野原家は車ごとその時代へタイムスリップしてしまいます。そこで出会う時代的カルチャーギャップの面白さは、タイムスリップものの定番ですが、姫と使える武士の恋という横軸が入ることで、笑いとアクションだけでなく、感動の恋愛ドラマになりました。後日実写化された唯一の作品です。「BALLAD 名もなき恋の物語」として、草彅剛、新垣結衣主演で、映画化されましたねー。記念すべき10作目でした。
【第1位】「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
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初めて映画館で見たときは不覚にも涙してしまいました。めったに泣かないのですよ。
これは男親だったら絶対泣きます。
女親でも泣くかなー?
決死の覚悟したひろしが、一瞬垣間見る自分の小さいころから今までのフラッシュバックが絶妙のタイミングで飛び込んできます。自分の子供のころの思いで、みさえとの出会い、しんのすけの誕生・・・このシーンは来ますねー。
ジョン・レノンもどきのケンとメリーが客演した名作です。
おふざけの中にも、絶妙に感動させる作品です。
劇場版クレヨンしんちゃんとは?
漫画「クレヨンしんちゃん」よりも、テレビのクレヨンしんちゃんが有名でしょう。漫画は、原作者の臼井義人さんがなくなってから連載していないのもありますが、「アンパンマン」と同じように、テレビで市民権を得て、映画で不滅のシリーズになって行った経緯があります。
実写映画では「男はつらいよ」シリーズがギネスに登録されていますが、劇場版「クレヨンしんちゃん」も、なんと23作目。日本では「ドラえもん」「アンパンマン」に次いで長いシリーズ映画になっています。
最新作は、ご覧の「クレヨンしんちゃん・オラの引越し物語・サボテン大襲撃」というたいとるが長~い作品です。いつも長いのは長いんですよ。映画の尺は100分以下が多いんですけどね。
2作目から毎年ゴールデンウィーク前に「名探偵コナン」の新作と同日に公開というのがもう恒例になっています。
第23作「オラの引越し物語・サボテン大襲撃」は・・・
劇場に足を運んで観たのは3年ぶりなのですが、今回の作品はいつもに増して、楽しく、馬鹿馬鹿しく、家族愛に満ちていて、いいですねー。
三男に誘われたのは、声優に指原莉乃さんが出ていたからだということは、エンドロールのところで気づきました。でも「はめられた」という気持ちはゼロ。十分に楽しめたからなのは言うまでもありません。
今回の作品は、ヒロシが勤める双葉商事で、なぞのサボテンの実を輸入販売するというところから始まり、単身赴任で行く覚悟だったヒロシに「私たち家族はいつもいっしょよ」と、はるかメキシコまで転勤していくところから始まります。
・・・てなことで、全員で引越しすることに。
このときに、テレビアニメシリーズにしか出ていなかったキャラクターが映画初登場していますし、園長せんせいの納谷五郎氏の声は、生前に録画してあった別のシーンのものを当てたらしいのです。
別れのシーンがまず、涙を誘います。
みんな見送りにくるのですが、風間くんだけやせ我慢して、見送りに来ないんです。そして空港へ行く電車に向かって夕日の中でお別れを叫ぶシーン。ベタな描写ですが、これが感涙モノなんですよ。
感動から一転、ドタバタへ。
さて、一行は、メキシコに着きます。
メキシコでは、カルチャー・ギャップギャグとチンケな名前のオンパレードで笑わせてくれます。この種々雑多な登場人物の多さが、このシリーズの名物でもあります。実在の人物やゲストスターが本人役で出演するのも、楽しみの一つです。
こんな調子で、
こんなことになったり、
こんなお色気たっぷりの幼稚園の先生が登場したり
とにかくドタバタなアクション喜劇になりますが、いつも最後は親子愛、家族愛、人間愛で帰結するところが、この映画シリーズの素晴らしいところです。
人喰いサボテンがピロリ菌みたいな足を生やして、走って追っかけてくるというだけで笑えてしまいますが、波状攻撃のごとく、次から次へとピンチが襲ってくるサスペンス感は、往年のB級ハリウッド映画のSF映画によくあったパターンで、結果104分という、クレヨンしんちゃんでは史上3番目に長い作品になってしまいました。久しぶりに一から十まで楽しい映画を、スクリーンで見ました。
クレヨンしんちゃんから目が離せません。