一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

ホワイトデーのおかえしにはいつも苦労・苦心・工夫がいります。



3月14日はホワイトデー。
いつ頃から、バレンタインデーのお返しなんて始まったんだろう?

もらう方には慣れているものの、お返しするほうには慣れていない。


14日の朝礼で、青木店長がおもむろに、いつもの朝礼をやらずに、
スーパーの大きな大きな袋を取り出したんですよ。

そして・・・

女性メンバー7人に対して、くじを引かせたんです。
上の番号が社員ナンバーで、下のが当たり商品ナンバーですね。


千夏さんには、むき甘栗が。


小嶋さんには、ハッピーターン、
植田さんには、一番でっかい袋のおにぎりせんべいが、当たりました。
両名とも喜びの笑顔です。


あれ?
なんかおかしい・・・


植田さんの喜びもつかの間、渡し間違いで、
おにぎりせんべいは、林さんに行き、自分はチョコパイに。
でもチョコパイも好きらしく、まだ笑顔なんですが・・・


ハッピーターンが高橋さんで、チョコパイが間違いと分かり、
残ったのが、プチカップ麺のセット、これが本当の植田さんへの「あたり」だったんです。
とても、分かりやすい人です。


失態を繰り返した、青木店長もしょんぼり。


サロン研修中の小松さんにも、おまけが当たりましたよ。
こういうところは、さすがの心遣いです。


タカヒロくんからは、ケーキがあるんですと?
もう昨日、(この日公休の早耶さん)には、渡しているらしいです。
それを聞くや否や、

「そしたらもう賞味期限もう切れちゅうがやない〜?タカヒロくん?」
と容赦ない口撃で詰め寄られ
「今日中に召し上がってください」と、恐れ入るタカヒロくん。


お、なかなか豪華なラインナップです。

「タカヒロくん、大丈夫なが〜?無理したろー?」
「いえ、そんなには・・・」
「絶対無理しちゅう、ごめんよ、気を使わせて」


この言葉は、暗に僕に対するプレッシャーだったのでした。
上総マネージャーは、卒業式に出られるお客様をしている最中で
すでに、個人的にホワイトデーはお返ししているということ。

「・・・・・・」

目に見えない、いや見えたかも?なプレッシャーの中、朝礼は終わったのでした。




昼時に、寄ったのは、女性たちの大好きなお芋専門のお店。


よく分からないので、とりあえず見栄えのいい箱物を選んでみました。


店に帰って急いで、代表して浜渦さんに渡しましたよ。
後から後から、レディースたちが
「すごい!!」
「有難うございます!!」
「大好き(芋のほうです)です!!」

なんて、お礼を言ってくれました。

無言のプレッシャーの半日は大変重たいものでした。
やっと開放され、ヒト心地つきました。

やれ、やれ・・・

今日の写真は少しだけ、色が薄かったでしょ?
心境を表していた、とお受け取り下さい。
最後の1枚だけ、色が普段どおりに見えました(笑)。