カブト虫くん逃走狂想曲♪
まずは里子にいただきまして
ことしも、里親のとーるさん→http://459shatai.blog.fc2.com/ からの頂き物は、カブトムシ君たちの幼虫5匹セットでした。
とーるさんからは、毎年2~3セットいただいておりましたが、今年は「豊作」だったようで、指定せずとも、たくさんの宝物をいただいていたわけです。
・・・このころから、日は3ヵ月ほど経ちます・・・
6月になりますと、3つになっておりました。
2つはどうしたかと申しますと、里々子に出たのです。
なぜなら、去年までせっせとお世話をしていたうちの三男も高3になり、クラブも県体で引退し、人様並みに大学受験モードになったからであります。
成虫になりますと・・・
おお、こいつも成虫になりましたか?
裏向いたまま、じたばたしていましたので、表向けてあげようとすると・・・
前の手で僕の指に引っかかり、空に浮いてしまいました。
カブトムシはカニよりつかみあげるのが大変なのです。
なにせ手足の先の「ひっかけ」が痛いんです。
無理にはがそうとすると、足が取れてもいけないし、それより自分の皮膚が破れそうで大変なのです。
ちょっと狭いけど、君の家だよ、ここに住んでくださいね。
ゼリーのご飯もたっぷりありますから。
またひっくり返っていたので、直してあげようとすると、腕を這い上がってきましたよ。こういう虫が苦手な人だと、ひせくりながら、腰を抜かすでしょうね。
行方不明になったオス・カブトン
オスメスが、1匹ずつ成虫になったので、別々のに入れておいたら、ある朝オスの姿が忽然と消えていたので驚きました。
ふたは簡単に開く構造ではないはずなのですが、2回目の脱走でした。
よく部屋の中のカーテンにくっついたままで発見されたりするのですが、探しても見当たりませんでした。どこか外まで飛んでいったのかなー、なんて思っていて・・・
洗濯物を干していたら、僕のジーンズにくっついているではありませんか?
考えられるのは2つ。
①夕べ脱いだジーンズにへばりついていて、洗濯機の中でもへばりついたまま洗濯されて、そのまま干されてしまった。
②家のどこかに潜んでいて、洗濯ものにタイミングよく飛び移った。
状況からすると、②はよほどのタイミングが重ならなければありえず、①の確率が高いのですが、30分ほども洗濯機の中で水に浸かり、洗剤にまみれても生きているほどの生命力があるとは、すごいものだと感心しました。
立派な角を生やしたオス君ですねー。根性あるー。
はがそうとすると、どんどん上向いて上っていくのです。
ジーンズには爪の掛かりがよいらしくびくとも動きません。
やつと取り押さえて、ジーンズからはがしましたが、またもやメスの力以上のパワーで、僕の手から上へと這い上がってきます。
玄関先で、どこまで来るのかなー?なんて遊んでいましたが。
お遊びも疲れたのか、少し力が弱くなったので、籠に戻しました。
またメス君が、ひっくり返ったまま動けなくなっていましたわ。
これでも食べて、ゆっくりしいや、ということで真新しいゼリーをあげる。
虫はなつかないんですよねー。
いくらえさをあげても喜ばないし、尻尾を振ることもありません。
リグレッタのメンバーの小学生の子供さんのいる家に、2匹は里々子に出ました。
最後のもう1匹も、まだ成虫になりかけなのですが、夕べ新しい里親のもとへ旅立ちました。
みんな元気でがんばって生きてねー。