一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

高知県中小企業同友会「私の大失敗」報告例会



新生高知県中小企業家同友会の6月例会は、
初の試み、「私の大失敗」から学ぶシリーズ?でした。


失敗の順番とタイトルはこのようになっております。
もちろん、大失敗から何を教訓として学び、転換することができたのか?
ということが肝ですので、ただの失敗暴露談ではありません。


今回は、報告者3名も、この進行役・座長・室長とも全部高知支部幹事が勤めています。
幹事からまず恥をかこうということで、
第一弾となったわけですが、当然第二弾も用意されていますよ。


トップバッターは、やまもも学園本部長の大石真司さんです。
転居21回、転職11回という猛者であります(笑)。

15歳のときから知っていますから、どんな失敗をしてきたかほとんど
知っているつもりでしたが、半分ぐらいのものでした。

特に彼の苦悩を僕は、「移り気な奴」とさえ見ていたときもありました。


ところが、いまの仕事だけは、11年になり、
自分の子どものお世話の頃からの幼児教育と共育については、
筋を通してやり続けきていたこと、ある仕事が立ち行かなくなっても
いろんな人が助け舟を出してくれて、今に至ったことを考えるにつけ
彼には人という財産があるんだということを、再認識しました。
そこはとても大事にする彼ですから。


高村幹事長の大失敗談は、花火大会での大失敗です。
去年のことなんですね。

花火の飛ぶ原理や事故の少ない「高村式」という方法も見に知識として教えてくれましたが
肝心の花火大会では、花火が上に飛ばず、不着火に。
あわよくば、暴発になる寸前だったことなど、詳細に説明してくれました。


安全基準をきちんと守っていたからこそのお咎めなし、
何事も基本の基本は大切なもので、おろそかにしてはいけないという教訓でした。


お二人がパワーポイントで準備していたなんて・・・。
とアナログで話し始めた僕でした。

大きくは、?傲慢から来る学んだつもりな驕り、自分自身の自信過剰
?冠をなくした自分の非力だったことの嘆きから、気付きまでの今日
の2部でした。


あれこれ喋りましたが、かなり本音の大失敗を暴露しましたので
自分でもあ、そうだったんだととても振り返り勉強になりました。


質問コーナーでは、見元園芸・門田さんが、経営理念の共有をどのようにして
図っているのか、という質問をいただきました。


質問される側って、うれしいもんなんですよ。
どんな角度でも質問をいただけるということは。

こうして各自が自分の会社のことを披露し、時間切れで参会になりました。
本音で語り合い学びあう会、同友会の新しい試みなのでした。