高知県中小企業家同友会共育講座第11期スータトしました
7月になるとこの季節です
2月に第10期が終わったと思っていたら、早くも7月になって、第11期がスタートしました。計画の模様はこのブログをご覧ください。
この打ち合わせ1回で、骨子が決まり、個別に準備が進んで、いよいよ第一講となりました。
当日は早めに行って準備していましたが、開始の10分前ぐらいからどんどんメンバーが集まってきて、社員参加者37名、経営者・上司が19名で56人という大盛況です。
開会は僕が司会進行で進めました。
先輩に語ってもらう
前回から運営を担当させてもらうようになって、今回工夫したのはまず、
①みんな緊張しているんだよということの共有
②グループ討論に早く慣れて、違う意見を聞くことの楽しみを知る
③少しでも早く、自主・民主・連帯に気づく
という目標を立てました。
まずは代表理事で、第1期からフル出場を果たしてくださっている刈谷さんの開会の言葉です。のっけから
「自分から志願してきた人、会社が言うので仕方なく来た人、いやでたまらんけど、命令だから来た人?」という三択で受講生の度肝を抜きました。この勉強会は普通じゃないぞと覚悟したり、期待したりしてくれたことだと思います。
第10期で頑張った人たちに最初にスピーチしてもらいました。
突然の当日代打で、来てくれた土佐御苑の安田君、「僕も最初は気が進みませんでしたが、班の中のとても変わった人がいて、その人の影響を思いっきり受けました。そして将来の夢がこの会で定めることができました。」と前向きに楽しく語ってくださいました。
次は、丸和建設の女性設計士さんの門田さんです。
仕事と参加の両立が大変だったこと、徐々にチームワークが班の中で作られていったこと、ほかの会社の別の仕事をしているいろんな人の考えが聞けたこと、などが大きな成果だったようです。
そしてトリを努めてくれたのが、ご存知上町池澤本店の作田君です。
前期のMVPにも輝いた彼には、合同入社式でもしゃべってもらいましたが、熱いことを語らせたら右に出る人はいません。
後半は、得意の楽器を取り出して、「魚屋で働くこと」を歌にした熱唱で締めくくってくれました。いつもありがとう。
いい社員とは?グループ討論開始
ここから進行が変わり、副共育委員長・宮本さんの出番です。
「グループ討論の仕方」を学びます。
6つの班に分かれた中で、まずは自己紹介。
そして、グループ長と副グループ長決めです。
ルールは自分たちで作ります。
出されたお題は「いい社員とは?」
これは簡単そうで、難しいテーマです。
つまり誰にとって?いい社員なのかの設定によって思い切り変わってくるからです。
各テーブル用意されたポストイットをたくさん配り、思いつくまま気記入して行きます。
リードしていく形態も班によってかなり違ってくるんですよね。
こんなにきれいにメモを取っている彼女も・・・
経営者・上司も学びましょう
前回の課題であった、経営者や上司として同伴してきた人たちの学びを保障するために今回は、経営者・上司チームも2つに分かれて、討論しました。
これは本人たちはもちろん、受講者たちにとっても刺激になることであり、やってみて「いつもの例会と違う」テーマまでの議論も楽しいよね、というところに共感していただけました。
同友会の「二度学び」
一旦班ごとの話し合いがなされたら、シャッフル・タイムが設けられます。自分の班には基本グループ長だけが残って、全員他の班へ出向くわけです。そうすると全員が全部の班で出た意見に触れることができるわけですね。そしてまた自分の班に戻り、フィードバックです。
各班の班長が1回目は、どういう話し合いがなされたかを報告してくださいました。
いろんな意見が出ます。
でも、一番多かったのは、よい社員とは「人の人を思いやれる人」という意見です。
やはりどこの職場でも、人間関係がとても重要であるという証拠ですね。
2回目以降は、そういうところをいろんな角度から掘り起こしていける講座が目白押しです。
楽しくやってまいりましょう。