一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

どば・ラーメンバトル第三ラウンド「たむさん視点の大盛りバトル」


第三ラウンドに至るのに、2ヶ月ぐらいかかってしまいました。
まだバトルの日は、初秋な感じでしたものね。

第一ラウンドは ⇒ こちら
第二ラウンドは ⇒ こちら

と、一応の完結を見ていますのに、何が第三ラウンドかと申しますと
「たむさん視点からの写真、たむさん視点からの分析」で、
すごいことが明らかになったのです。
取材と構想、計算に2ヶ月かかってしまいました。

では、第三ラウンド開始「カーン!!」


これは何?とたずねられたら、メジャーですよって答えます。
が、なんでこれが必要なの?とたずねられたら・・・・


この大盛りみそラーメンのでっかさが、半端じゃないことを
ビジュアルで示すことに目的があります。


知寄町・ベスト電器東隣の・ラーメンどばさんでの出来事です。
ここの大盛りは+250円で、麺2倍だといいます。
一度チャレンジしましたが、完食(ここではスープも全て飲み干して、完食といいます)
に至りませんでした。

そして、2度目に僕と、芝マネがチャレンジしたわけですよ。
余裕かまして、自撮りなんかしている風に見えますが、
少し休憩のための手段なのです。


必死さが背中に出ていませんか?
こういうの、初めてなんですけど、相手がいるとあせりますわよね。
でも、ペースを守らないと、ダウンしてしまうんですよ。
長距離走のように。


祥二さんは普通盛りでもうほぼ終わり、余裕をかましていますが、
普通盛りのどんぶりがどれだけ小さいかというと、


直径が21cm位ですから、大盛りのどんぶりのほぼ28cmとは、
7cmしか違いませんが容量がどれだけ違うのかを検証するのが
第三ラウンドのブログの趣旨なのです。


そのためには、どんぶりの容量と、その中に入っている麺+スープの容量を
計測しなければならないのですよね。


このどんぶりのカタチは何という形なのでしょう?
たむさんが、研究の結果、

丼には、円錐台のものと半球台のものとがあります。
今回は限りなく「半球台」のものでした。
またメジャーを合わせて写真を撮ると、写真の視線が広角放射線で広がりますから
現実のサイズよりメジャー数値が小さく写ります。
それを踏まえて・・・
大盛りは    r=10.5cm h=7cm V=2,065立方センチ
普通盛りは   r=8.5cm  h=6cm  V=1,135立方センチ

という数値を導いてくださいました。


と言うたむさん執念の解答をいただきました。
僕は、ずっと昔から超文系ですから、さっぱり式の意味さえわかりませんが、
たむさんも「私も文系ですよ」と言われました。


でも、こういうのを見つけてきては、計算すること2ヶ月。
ここに至るまでには何度も、別の解答をいただいていたのですよ。

その度に、「あれ?2倍もないのか・・・」と思っていましたが、
今回の、大盛り 2.065立法センチメートル
     普通盛り 1.135立法センチメートル
という答えには、一番説得力がありました。


この大変さは、やってみないとわかりませんでしょうけど、
「やるんじゃなかった・・・」と思い続けていましたからね。

2.065立法センチメートルと言えば、1升と1合ちょっとになります。
全部飲み干すと、1升瓶よりたくさん飲んだことになるわけですよね?
こりゃパンクしそうになるわけです。


ライバルが居たからこそ、頑張れた、というのはお互いの本心です。
普通なら、無理して頑張る必要のないことですからね。

芝マネ、ありがとうございました。


たむさんは、このバトルの後わざわざ正確を期するために、
またどばへ足を運んで、店の対象に断って、どんぶりを測らせてもらったそうなんです。
執念たるや、恐れ入ります。


                            


単なる大盛りラーメン完食バトルにもこんなドラマが生まれるんです。
いろんなランチパスポートの楽しみ方がありますね。


激闘を終えて、お金を払いつつ、健闘をたたえあいます。
こういうのが、スポーツマンシップというんだろうねぇ、と一人合点しています。