手塚治虫を読む その5「空気の底」レビュー 

手塚治虫さんの傑作短編集です 手塚作品様々あれど、人間のダークな部分を描いた作品群が手塚さん中期の終わりの頃にあります。例えば「アラバスタ―」、「人間昆虫記」、「奇子」、「MW」など。 その中でも、16本の短編全部が「アンハッピー・エンド」な本作は、短編の名手は、しっかりした長編も描ける人なんだ、とい…