一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品33「ジーザスクライスト・スーパースター」作品34「禁じられた遊び」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「ジーザスクライスト・スーパースター」

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おうちで観る映画2018年の33本目。

1973年作のロック・ミュージカル106分です。
観たのは土電ホールのスクリーンで、ダスティン・ホフマンの「アルフレード・アルフレード」との併映で。この映画もなかなかソフト化になりませんね。
それ以前にノーマン・ジュイソン監督にはテレビで「シンシナティ・キッド」「アメリカ上陸作戦」スクリーンで「夜の大捜査線」「華麗なる賭け」「屋根の上のバイオリン弾き」と魅せられ、期待とともにスクリーンに向かったことを思い出します。
全編ロックなナンバーで、キリストとマリアの愛、キリストの苦悩、ヘロデ王の迫害、ユダの裏切りを描くというもの。
当時お金がなかったため、サントラが買えず、カセットデッキを劇場に持ち込み、120分テープで勝手に録音(笑)してドキドキしていたことが懐かしい。何十度繰り返し聞いたことか。
知己の牧師の感想を聞いてみたい作品である。
★★★★
 

ジーザス・クライスト=スーパースター(1973) [Blu-ray]

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「禁じられた遊び」

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おうちで観る映画2018年の34本目は、1952年のフランス映画「禁じられた遊び」82分です。
DVDなのに「自転車泥棒」と2枚分で500円という超廉価版で購入。やはり画質は決してよくはない。
あまりにも有名なテーマ音楽は、当初オーケストラを予定されていたものだが、予算がなくなりイエペソのギターソロのみで全編貫くと言うことになり、それが功を奏するカタチになるとは、意外なもうけもの。
1940年ドイツから進攻されるフランス田舎での物語です。パリから疎開しているときに両親を機銃掃射で亡くしたポーレットと牛飼いの少年ミシェルとのふれあいの物語です。
愛犬を亡くし、お墓を作ることになり、死というもの、祈りというもの、お墓というものを知り、愛犬が淋しくないように、お墓の友達と飾りの十字架をミシェルにねだることから、ふたりの禁じられた遊びが始まります。
哀切極まりないなかでのふとしたユーモア、困窮している生活のなかでの隣人との諍いなど、フランス映画らしさはたくさんあります。
個人的にはこのタイトルで、禁じられた遊びに興じる高校生を写した8ミリ映画が僕の処女作になったのでした懐かしい。
ポスターは、野口久光さんの作なのかな?いいですね。
★★★★! 
禁じられた遊び [Blu-ray]

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