一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

高知県中小企業家同友会・会社訪問 アークデザイン研究所さん



実は、これは8月8日のことです。
よさこい前の雨の降る日、同友会の8月例会の打ち合わせのために
「事前会社訪問+打ち合わせ」に行って参りましたのです。


本日の訪問先は、アークデザイン研究所という名前の
少し前の東宝特撮映画に出て来そうな名前の会社です。
桟橋通5丁目の土電車庫のすぐ向こう(南)にあるビルの3階にあります。


入り口はマンションの入り口っぽく、その向こうにどんな世界が広がっているか想像できませんが、
入り口のドアの横にある「消毒液がますます、何を作っているの研究所」なのだろう?
という興味が、いやがうえにも沸き立ちます。


いざ約束時刻の13時にノックして入室です。
まずは名刺交換から。つまり初対面であるということなんですね。


デザイン事務所や設計事務所には多く、広い打ち合わせ机というものがあります。
デザインを紙に描いてイメージを共有するための机ですから、
たいていとてつもなく大きいものがあるのが普通です。

松本社長は3年前、前社長の急なご逝去により、社員から社長になった方だけに
似た境遇であることにシンパシーを感じていたので、この訪問に参加したわけです。


こちら側は、高知同友会・事務局長の川竹さんと、高知支部長・岡さんと僕の3人です。


ドアからは予想も出来ない驚くほどの広さです。
11人のメンバーが働いていらっしゃる高知では巨大なるデザイン事務所なんですね。


僕の最大の疑問は、デザインって値段があってないようなもの。
原価はある程度安い(場合よってはない)のですが、
どうやって価格を高め、仕事を取っていているのか、ということでした。
その辺も、非常に明快に答えていただけました。

いつもこんなに笑顔満面なんですよね。


ごめんなはり線のサポーターも松本さんからの提案で起こったプロジェクトなんですって。
ほかにもいろんなデザインを手がけられていますが、
いわゆるロゴを作ったり、チラシやポスターをデザインするのより大きな範囲で
村や街づくりのデザインを手がけ、村(街)ごとデザインしてしまうということもされているそう。

ごめんなはり線のイベントなんかも、アークさんの手がけられたもののようなんです。


ちなみに「アーク」とは、スピルバーグの大ヒット映画「レイダース」に出てくる
「失われた聖櫃=アーク」と振り仮名を振っていましたね、のことだそうです。

宝物を掘り当てる探検隊精神でやっている会社の社長なんですね、松本さん。
だから、隊長はいつもわくわくしているんだな、と実感しましたよ。


川竹さんは別の用事で先に帰りましたから、三人で記念の写真を撮ってまいりました。
会社訪問、病み付きになりそうです。


帰りに隣接してある土電の車庫を見て帰りました。
ここでイベントやれば、子どもたち喜びそうですよぉ。