一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品51「忍ぶ川」作品52「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「忍ぶ川」

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おうちで観る映画2018年の51本目。
1972年のモノクロスタンダード作品で121分。
1960年に発表されて芥川賞を受賞した、三浦哲郎さんの中編小説の映画化です。
中2のときに、小巻さんのラブシーン見たさに映画館に入ってみたものの、それは想像を超える映画体験の二時間を提供してくれました。
直後に文庫本で「忍ぶ川」を買い、むさぼり読みました。原作もですが、映画化作品も素晴らしいのです。...
同じ日に「ゴッドファーザー」も観ましたが、霞んで見えたほど素晴らしく、感動しっぱなしだったのを覚えています
なんといっても、脚色の妙!そして二人の演技の瑞々しさが秀逸だったのです。
栗原小巻さん、日本アカデミー賞がこの頃にあったら間違いなく主演女優賞だったでしょう。
モノクロスタンダードもこの映画世界にはピッタリでした
実は、小巻さんの声にやられてしまいました。「志乃と申します」
この一言が、この作品の最大の名セリフですね。
主演女優さんの声にやられました三部作は、本作、「おはん」の大原麗子さん、そして去年ですが、「君の膵臓がたべたい」の浜辺美波さん。
年に一度はDVDで見直している名作です。
★★★★★。 
忍ぶ川 [DVD]

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「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」

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おうちで観る映画2018年の52本目は、Blu-rayで見直しているシリーズの3作めにして最終作です。
1990年作品、119分。
パートⅡと間髪を入れずに撮ったため、キャストは同じで歳も感じさせません。
本作の特徴は過去現在未来を頻繁に行き来しないこと、それなのに119分がノンストップで短く感じます。
時代は最初の少しを除けばずっと1885年で、一作めからしたら100年前、過去からすれば70年前ということになります。...
西部劇の舞台で大活躍します。笑いが少ないのはカルチャーギャップネタが少ないから?時代の風俗はよく描けていると思います。
ドクの恋が横軸にありますから、盛り上がりは十分ありますし、お約束の繰り返し小ネタが健在です。ここのところでクスリとなってしまうのですよ。
クスリと笑う3作続く小ネタ集
・なんといってもタネンの肥やしまみれのシーン
・小道具としてのスケボー
・「卑怯もの」という挑発ことば。時代によりスラングが変わる
・写真、印刷物が消える、戻る、変わる
・射撃ゲームが得意なマーティ
・デロリアンを140キロで走らせる為のエネルギー源の時代的変遷
数えられないほどあり、こだわりまくりなんです。
見事に完結してますから、Ⅳが作られるというニュースは、その昔エイプリルフールに流したデマなのでした。
★★★☆! 
バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3 [Blu-ray]

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