一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品49「ロッキー」作品50「フルモンティ」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「ロッキー」

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おうちで観る映画2018年の49本目です。

大学2年生のときに京都の映画館・松竹座のロードショーで観ました。1976年作品120分。

月に1度の大学映画部の合評会指定映画でした。作品を部長が選んで合評会をするわけです。勇んで行き、小難しい映画でなかったのでホッとした記憶があります。当時の大学の映画部は七面倒な映画を取り上げることも多かったのです。

まさにアメリカンドリームな映画で、脚本を持ち込んだスタローンが主演も務め、一躍大スターに上り詰めシリーズも「ファイナル」まで6作続くことになりました。

●ファイトシーンはラストで延々と続くイメージでしたが、8分程度でした。予算の関係で特殊メイクを順番に剥がしていく逆撮りをしたらしいですね。

●テーマを作曲したビル・コンティさん、こんな永遠に残る名曲になるとは思いもよらなかったのでは?

●スタローンの脚本には当時の売れずに下積みな生活感が溢れていました。その初心を忘れていないところがこの映画の原点です。

●朝トレのシーンで生卵を飲み下すシーン、8個と思っていましたが5個でした。記憶は全部誇大になるんだなと実感。

●この頃のボクシング世界戦は15ラウンドだったですね

●感動のラストシーンですが、今回は冷静に観られました。その後のスタローンの成功が頭にあるから感情移入ができなかったのか・・・

アカデミー賞の作品賞と監督賞をとっています。
★★★★
 

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 「フルモンティ」 

 

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おうちで観る映画2018年の50本目はこの愛すべきイギリスの小品映画です。
早くも50本、なかなか頑張っていますね(笑)。
勝手に「イギリス・愛すべき人たちハートフル小品三部作」と呼んでいる中の1本です。
他の2本は「フォローミー」「ウェールズの山」なかなかいいでしょう。
「フルモンティ」イギリスのスラングです。高知流に言えば「フリチン」。すっぽんぽんのことです。そのまんまのタイトルにしたのは直接意味がわからないからなのですね(笑)。
昔栄えたイングランドのシェフィールドの町の鉄鋼工場も今は寂れ向上は閉鎖して失業者だらけ。その町で行き場のない失業男たちが考えたのは「一夜限りの女性限定ストリップショー」。その場に集った6人の中年老年男たちの悩みや勇気ある立ち直りをコミカルに描き出します。
失業しているのは全員共通。それぞれが親権の問題、妻との立場の問題、ジェンダー、同性愛、人種問題などを抱えています。それを皆んなが抱えていながら払拭するために金儲けを画策する物語です。
日本ではこうはペーソスに富み、面白くは撮れなかったでしょうね。
だからイギリス映画が好き。1997年91分。
★★★★ 
フル・モンティ [Blu-ray]

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