一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品27「新猿の惑星」作品28「アンストッパブル」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

 

「新猿の惑星」

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おうちで観る映画2018年の27本目は、公開順に月一で観ている「猿の惑星」シリーズの3作め。1971年のアメリカ映画98分。
実は中2のときにリアルタイムでこれを見たときには前2作を見ておらず、その後2作めを名画座で、1作めをテレビと逆に見て訳がわからなくなったことが記憶にあります😁
客観的には、1作め以外の続編ではこれがいちばんよく出来ています。2作めで事実上終わってたシリーズを繋ぎ、4、5作への布石をしっかり敷けた脚本は見事です。
破滅した地球から爆発寸前に脱出したコーネリアス、ジーラの猿の惑星の生き残り夫妻は、現代の地球にタイムワープして1作めの逆になってしまうんです。つまり喋る猿を人間が檻に入れ監禁し、喋る猿に驚く!
違うのは敵として見ず、友好的として平和にとらえることです。当時の世相ですね。でも地球の未来を変えるために二人の子どもを暗殺しようとする。ここからが、暗雲漂います。...
当時、このアポロ11号から降り立ったようなポスターが斬新でした。
それにしても3人めの猿を演じている俳優さんがサル・ミネオさんとは!笑いました
映画で最大の見せ場は、特殊メイクの下から見せるジーラ=キム・ハンターの顔の表情での芝居。さすがアカデミー賞女優さんです。
ユーモアとサスペンスで、見事に低予算をカバー!★★★

「アンストッパブル」

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おうちで観る映画2018年の28本目。
2010年のベスト洋画に押した作品の再見です。
個人的にスピルバーグの「激突!」ヤン・デ・ボンの「スピード」と並び暴走映画三部作として偏愛している作品です。
怖さで「激突!」、スピード感で「スピード」、画面処理で本作ですね!
過失で発車してしまい、どんどん加速していく暴走列車!それを止めようと追うクビになってる運転士と新米車掌。ふたりの確執、そしてチームプレー。
暴走して脱線大火災の危機を回避できるのか?
人間を必要以上に描かないという観点でもいい作品は徹しており、娯楽一色です。
失踪感、ラストの爽快感、ともに一級品です。
これでもか!と押し寄せるサスペンスはさすがの、さハリウッド!ですね。
★★★★