一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品23「サウンド・オブ・ミュージック」作品24「ナイアガラ」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「サウンド・オブ・ミュージック」

 

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おうちで観る映画2018年の23本目は、世界一有名な映画だと思う「サウンド・オブ・ミュージック」です。

1965年の70ミリ超大作です。スクリーン、ビデオ、DVDで繰り返し見てきましたが、いよいよホームシアターでのBlu-ray鑑賞という夢が叶いました。

映画の夢が愛と歌とダンスだとすれば、これに勝る映画もない、何度繰り返し観てもまた見返したい、長尺なのに見出したらやめられないこんな魅力的な映画は見当たりません。

「ドレミの歌」のジュリー・アンドリュースと子どもたちの合唱とダンス(アクションかな?)は完璧ですね。「ひとりぼっちの羊飼い」も楽しい。「エーデルワイス」は涙を誘い、「私のお気に入り」では絆を生まれさせる。そして「さよなら、ごきげんよう」では兄弟の個性を浮き上がらせる・・・

ナンバーも素敵で、一気に3時間近く今回も行ってしまいました。ミュージカルで珍しい全編吹き替え(歌も)があり、また一流どころが揃っているので、吹替版もパーフェクト。

やきりこれは★★★★★でしょう。

「ナイアガラ」

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おうちで観る映画2018年の24本目。

1953年アメリカ映画で89分の作品。

マリリン・モンローの主演作というだけでまったくの予備知識無しで見て、呆気にとられつつ最後は感心しました。てっきりナイアガラを舞台にしたラブロマンスだと思っていたからです。ポスター見てもそんなシーンが強調されてますからね。実はサスペンス・ミステリーであり、アクションもありあの頃の娯楽映画でした。そしてモンローが意外にも決して主役でもないという展開に驚きました。

遅れた新婚旅行に出かけたカップルが、モンローとジョセフ・コットンの夫婦とナイアガラで出会い、その二人の憎悪と歪んだ愛情に翻弄される女性ジーン・ピータースが実は主人公という構造です。

モンロー・ウォークが生まれた映画として有名です。これしか知りませんでした(笑)。この頃の映画はすんなりとは収めず楽しませてくれます。

ただしモンロー夫妻の描き込みが足りず、やや空振り気味か。

★★★でした。