一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品15「カサブランカ」作品16「北国の帝王」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「カサブランカ」

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おうちで見る映画2018年の15本目です。
1942年のアメリカ映画でアカデミー作品賞他を取った名作。102分。
実はスクリーンで見たのは最近であり、それも一度だけ。今回Blu-rayで自宅で見直して、字幕と吹替えを併用して見て、良さがよく分かりました。
細部にまで張り巡らされた名脚本を堪能するには、吹替えで見ると台詞の細かさが堪能出来ます。ムードを優先するなら字幕でどうぞ、なのかな?
第二次大戦下のフランス領モロッコには、大戦を避けてアメリカへ亡命したいヨーロッパの人々がビザを求めて集まっている。そんな人たちも集まるカフェを経営しているボガートと別の乙子と流れてきたバーグマンの愛の再燃と別れが描かれます。...
今回見て改めてバーグマンの美しさ、ボギーのかっこ良さがよく分かりました。
ラストまではらはらさせられ、スカッとする見事な脚本はお見事‼️映画らしい映画として残る名画ですね。登場人物もそれぞれに味があり、人間味が憎いほどあります。
★★★★☆ですね。 
カサブランカ [WB COLLECTION] [Blu-ray]

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「北国の帝王」

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おうちで見る2018年の映画16本目は、1973年のアメリカ映画「北国の帝王」121分でした。
実は高校の時にお小遣いが足りなくて見られなかった思いでのある映画なんです。
それ以来名画座系でも出会うことがなく、またメジャーな作品でもないので、午前十時の映画祭などでもかかるのでもなく。
近年のDVD発売の活況と高画質Blu-rayブームに乗っての発売嬉しゅうございました。
男が命を掛け対決する映画を撮らせたら右に出るもののいないアルドリッチ監督の後期の作品です。...
不況下のアメリカ北部。ホーボーと呼ばれる浮浪者たちの雄鉄道ただ乗り名人のリー・マーヴィンと、それを断固許さない鬼のような鉄道会社の車掌アーネスト・ボーグナインの知恵と意地のぶつかり合いを描くアクションドラマです。
ただ乗り犯と車掌の対決だけを二時間もどう見せるのかが一番の楽しみだったのですが、不況下の人々の生きざまをどちらが勝つかの賭けなどで生き生きと描いたり、自然をたくさん写して貧しくとも人は自然のなかで生きているという軽いメッセージにとどめ、時代背景で暗くさせることをしないのがさすが娯楽アクション専門監督でした。
対決の二時間は、お見事‼️のひとこと。若いホーボーを登場させ、ドラマに厚みを持たせる辺りはさすが!監督にしては珍しい女性が大活躍のアクション「カリフォルニア・ドールズ」もまた観たいなぁ!
★★★★! 
北国の帝王 [Blu-ray]

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