一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

【おうちで観る映画】2018年。作品3「JOY」作品4「白い帽子の女」

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★★★★★・・・なにを置いてもレンタル店へ走ろう ←新設しました

★★★★・・・絶対オススメ 

★★★・・・一見の価値あり

★★・・・悪くはないけれど・・ 

★・・・私は薦めない 

☆・・・おまけ

※本編の内容に触れる個所がありますから、観られていない方は、ご注意ください。

「JOYジョイ」

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おうちで見る映画2018の3本めです。
2015年のアメリカ映画です。
全く知らない内容でしたが、かなりよかったです。高知未公開なのでしょうか、「早くも旧作!」のコーナーに出ていましたから知名度が低いのでしょうね!「プラダを着た悪魔」や「エリン・ブロンコビッチ」のような頑張り、最後まで諦めない女性が主人公のアメリカンドリームな映画でした。成功するのは家庭用品の発明という分野です。実話なのかな?特許を100いくつも取った女性というのは。
主人公を演じるのは、ジェニファー・ローレンス。とびきりの美人女優さんではないけれど、演技はとっても上手いんです。近くアカデミー主演女優賞を取るんじゃないかな
多作なロバート・デ・ニーロは、「マイ・インターン」に次いで、父親役でまたも軽い助演で登場しています。演じるのが好きなんでしょうね?...
これほど起承転結がはっきりと描かれた作品も珍しいというほどに、はっきりしたドラマの陰影があります。
最後まで諦めない頑張る女性にとってもオススメな映画です。
決して日本語吹替えでは見ないでくださいね!雰囲気がガチャガチャして、騒がしく入り込めなくなりますからね。
★★★★というところかな。拾い物でした

「白い帽子の女」

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2018年のおうちで見る映画鑑賞4本め!
ブラピ&アンジーの共同製作、アンジーの脚本・監督と聞いて驚きました。
始まりから5分間で「あれ?ハリウッド映画と違うぞ、なんか少し古いオシャレなフランス映画みたい!」と思わせる映像とジェーン・バーキンのけだるい曲。
一気に「あれ、素人監督の映画と違うぞ!もしや傑作かも?」と思わせます。
舞台は1970年の初頭の南仏の避暑地。そこを訪れたアメリカ人の作家と元ダンサーの妻は、結婚から十数年経ち、倦怠期かと思わせる雰囲気が漂う。...
ホテルの隣の部屋にはフランス人の新婚カップルが泊まっていて、そこから物語が動き出します。
フランスのヌーヴェルヴァーグの再現のようなドラマ展開、テイスト、セリフ、映像とファンにはたまらないテイストで流れる映像詩のような繋がりがアメリカでは酷評された原因なのでしょう。
随所にちりばめられた、二人の心情を表す細かい描写は見事!ストーリー展開もフランス的でgoo!秘密の穴のぞきから展開する結末も、ホントにフランス映画、トリュフォに対するオマージュも半端なくファンには嬉しい作品です。
へー、アンジーってこんな答えは観客が自分で考えて!というような映画が作りたかったんだ、意外!
とってもキレイで、フランステイストな映画でした。★★かな?

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