【食レポ】高知のワンコイン500円ランチ㊽「心身に優しい居場所・サードプレイスすろー」さん
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ずっと前から気になっていました
ワンコインを握りしめて、本日立ったお店はコチラです。
ずっと以前から気にかかっていたお店「サードプレイスすろー」さんを訪問しました。
お街へ行く度にこの看板を見ていたからなのです。
もう2年ほど前かなぁ・・・
真ん前の菊寿し別館さんに来る度に気にかかっていたお店です。
そうです。
階段を上がって2階が店舗なのです。
それほど狭くない階段を登る。
「サードプレイスすろ~」さん。
どういう由来の名前なんだろう・・・
店内へ
店内へ入ります。
カウンター席がいくつかありましたが、お初ではなかなか座りづらいので奥(南の方で窓際)の10人座れる大きなミーティングテーブルの方に座ります。
席に座りワンコインをテーブルに置いて出てきたお水を飲む・・・
あれ少しお茶っぽい。
あとで聞いたら、ハーブを水出ししたお水なんだそうです。
なんか優しそう。
こんなお店
メニューはシンプルで、ランチタイムはこれだけの様です。
僕には何の文句もございません。
目的がこれなのですから。
いろんな意味で優しいおみせのようですね。
コーヒーもホントに驚くほどゆっくり出てきます。
この方も店によく来られる方のようです。
1981年生まれとうことは35、6歳ですね。まだまだお若い・・・
「障害福祉のしおり」高知市発行も有ります。
事前に別の方のブログでもと養護学校の教員をされていた女性が退職後開かれたお店だと書いてあったので、そういう情報の発信地兼集う店なのかもしれません。
あら、先生
お茶です、と書いてあるのに、ハーブ水の上に注いでしまって
こんなになっちゃいました(笑)
ふと前を見ると、あら先生ではありませんか。
もと県立大学の教授で、退職後は専門学校で経済学を教えたり、四国銀行の中の研究所で客員をされている福田先生ではありませんか。
「街の課題」「地域の課題」などを研究されており、いろいろ教えていただいた関係です。
一汁三菜ワンコイン日替り弁当が出てきました。
こりゃ~えいですね。
野菜中心の食事をしている僕には最高のごちそうです。
カラダにいいものがたくさん並んでいます。
大盛りも無料で出来ますよ、とのことでした。
「食前酢」なんですって。
口の中がすっきりしますよ。
よく噛んでいただくランチです。
勢いで飲み込んではいけません。
いただきながらお店の中で流れる話し声が自然と耳に入ります。
お店の方は推定平均65以上?女性二人と男性お一人でされています。
男性はコーヒーを淹れておられました。
ランチを終え、次の用事まで少し時間があるとおっしゃり食後のコーヒーを飲んでいる福田先生と向かいでお話していました。
このお店のネーミングは・・・
「第三の場所なんですよ」
「映画の『第三の男』みたいな意味なんですね」
「そうそう。家と職場と、もう一つの居場所という意味やね」
「なるほど。仕事以外の集う場所、自分の違う存在がある場所、という意味ですね。そしてスローにと?」
「そうなんです。私もここで新しい別の居場所を見つけました」
「そうなんですか、いい場所ですねー」
そんな話から
「今社会で問題になるのは、『孤独』なんです」
「よく聞きますね、多いです」
「家庭でもなく、職場でもない・・・まして仕事を辞めたらほんとに孤独・・・」
「そんなテレビ多いですね」
「街中なのに買い物に行けない独居老人も多いし、エレベーターのない古いマンションだとひとりで降りていけない人もいるんですよ」
「配偶者に旅立たれて仕事も辞めた『没イチ』(NHKの番組で見ました)さんも社会問題になって来ますね」
「だからそんな人達の居場所づくりが、これからの私の仕事かもしれません」
お店のおばちゃん(失礼ッ!!)も聞いていておられ、一気に「そうですよね~」という話で盛り上がりました。
看板一枚に掛けられた思いが伝わってきます。
豊かな時間が過ごせました。
あなたも行ってみてくださいな。
家庭のようなお店です。
帰りがけすぐ近くで営業しているワンコイン500円ランチ店が開いているのを確かめ、帰路についたのでした。
こちらの記事は⇒【食レポ】高知のほぼワンコイン500円ランチ㊻「Molto Lieto-モルト・リエート」さん - 一語一映Ⅲ
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