一語一映Ⅲ

高知市の美容室リグレッタの八木勝二が、映画や本のこと、ランチなど綴ります。

高知の1コインほぼ500円で大満足できるランチの店探訪㉛「手打ちラーメン・とがのさん」

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世にも珍しい手打ちラーメン

もう高知でも今年で40年めの歴史を誇るお店ですから、知らない、行ったことないという方は少ないと思います。ラーメン好きならまず行ったことあるでしょうし、珍しい手打ちのラーメンですから、興味のある方も多いことでしょう。
たくさんの方々のブログにも登場するラーメン店ですから、今日はこの店の歴史についてレポートすることにしましょう。

 

何と40年の歴史・・・

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高知市本町2丁目5-13、営業時間11時30分~15時、17時30分~20時30分定休日なし。駐車場は店舗に隣接して北側に2台あり。

定休日なしというのがまずはすごいんです。

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駐車場は少なく狭いのでやや、いやかなり停めにくいです。自信のない方は近くの1時間100円とか、40分100円とか安めのパーキングがありますからそこに停めましょう。

 

このお店、今年で創業40周年のはずなんです。オーナーというよりおんちゃんは御年66か67歳らしい。体力を使う手打ち麺をバシバシと叩き、腰の使い方で麺を伸ばしています。

 

この道40年、岡山で修行をした後、高知で店を初めたらしいです。 

いつもおくさんとふたりでみせを取り仕切っています。

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注文をすると、やおら店内に響き渡るバシッバシッという音、ダイナミックですが慣れないと落ち着けないかもしれません。
動画がありましたのでやや長いですが、麺になるまでの工程がしっかり分かりますので、貼り付けておきます。2013年の収録ですからおんちゃんも今よりやや若いかも? 


とがのラーメン♪手打ち動画にゃ!←おかぁちゃんの動画からお借りしました。

 

僕の初来店は昭和55年のこと

初めて行ったのは、就職をした昭和55年のことです。
同じ本町2丁目に勤めていましたから、夕方の勉強会前にラーメンをとなんとなく入ったのが始まりです。

当時は昼は外食できる身分ではありませんでしたから、夜行ったのは間違いありません。

記憶ではとがのラーメン400円だったと思います。
その頃の僕のラーメンバイブルは高知でラーメンの味を知った「旭軒」、京都で知った「天下一品・本店」に次いでのインパクトでした。まつたく違うコンセプトの3つの麺を使うラーメンが大好き3になるとは、原体験とは怖ろしいものです。

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このランプはずっと前からあると思います。

近頃は廻って光っているのかな? 

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店名の「とがの」は、ご夫婦が住んでいる佐川町の斗賀野から来ているようです。どの道を通るかわかりませんが、大抵33号線でしょうから1時間はかかります。定休日無しで、40年間麺を打ち続けることの大変さの上、朝は11時30分から夜は10時30分までで、定休日なし。それでも滅多に臨時休業しないのがこの店の強みです。

 

今は550円に。

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店内はテーブル席4人がけが2つに、カウンター席が12席程度。

ご夫婦でされるのにはちょうどかも知れませんが、ピーク時や、逆に麺が切れた時間帯に行くと一から麺打ちが始まりますから、いただくまでに20分ほどかかることも有ります。

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とがのラーメン550円、ほんのこの前まで530円でした。

僕が一番足繁く通った平成10年代の終わりの頃までは500円だったと記憶しています。1コインで満腹ラーメンといえばここのお昼と思い込むほどの通い様でした。

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いろいろ有りますけど、ラーメンだと一番高くて780円のチャーシュー麺、このチャーシュー量が半端ないんです。大盛り(1.5玉)は+70円、特盛り(2玉)は+150円と良心的なのです。腹減りボーイズでも700円の特盛りで大満腹間違いなしなのです。

 

暑い日でした 

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いつも麦茶です。
夏場はよく冷やしてくださっていますから、心地良いことこの上なしです。

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やることがオヤジですね~。冷たいお絞りを首筋に当てて、クールダウンです。

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本日もパートナーはたむさんです。

たむさんは評判の「冷麺」を上がりにいらしたのです。

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このスープの大さが良いですよね。
冷麺で太麺って珍しいですよね、だからのどごしが半端無く太いんです。

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僕は取材のため、550円のとがのラーメンをいただく。

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たむさん、楽しそうに、麺のリフト写真を撮っていまいす。

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僕は暑い中でも、取材のためにメガネを曇らせて頑張るのです。

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もやしと麺が混然一体となって、います。

不揃いなラーメンがまるで生パスタの様に薄めの豚骨スープと絡みます。

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いつもの様に、いただくスピードは約倍のスピードです。
たむさん、冷麺のスープまで飲み干して。すごいぞ。

 

おばちゃんたちのお昼 

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昼の部は3時までですが、客足が途絶えてくると、いつの間にかおばちゃんが一番端の席に座って、お昼を食べ出します。賄いは基本的にメニューから。

ラーメンの時も、定食のおかずでご飯を食べている時も有ります。

おんちゃんは、午前の閉店間際に食べていることも有りますが、だいたい閉店後です。また夜の部のためにスープを作るんでしょうねー。

 

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今日は1コイン500円ではなくて、550円でしたが、1割までは誤差の範囲としています。これからも1コインほぼ500円ランチを探訪してまいります。